2004 D1 GRAND PRIX SERIES

TOURNAMENT NAME:2004 D1 GRAND PRIX SERIES ROUND5  
VENUS:ODAIBA SPECIAL COURSE(東京都)
EVENT DATE:9月18・19日
AUDIENCE NUMBER OF MOBILIZERS:8,455
ROAD CONDITION:DRY

 2004 D1 GRAND PRIX SERIE 第5戦は東京都・お台場特設コースにて行われた。

予選は、決勝日の2日前に、栃木県・日光サーキットで、非公開で開催された。

エントリー人数は77人。そのうち決勝に進める枠はわずか20人。

ここで敗退すると、お台場で走ることさえできないという厳しいサバイバル戦だ。

ところが、この予選が大波乱となった。末永の走行直前の車両が走行中に

エンジンブローを起こし、審査区間のコース上にオイルをまいてしまった。

その処理のために石灰がまかれたのだが、その石灰のラインに

まどわされてしまった。スタッフと連絡を取りながらコースの状況を

教えてもらい考えた結果、オイルに乗ってスピンやコースアウトするなら、

ラインを少し外して決める作戦に出たのだが、ラインが小さくなってしまい

予選敗退してしまった。Aグループの半数以上、Bグループの

8割近くが敗退という大波乱になってしまった

 第5戦の翌日には、オールスター戦が開催された。選出されたのは、

『VIDEO OPTION』 のアンケートハガキによる人気投票で上位だった20名。

そして、審査員長特別推薦により、 通常はD1審査員を務める織戸学が、

21人めの選手して特別参加した。オールスターは、 通常のD1の

本戦日と同様に、1回戦の単走からスタートした。エンジントラブルにより

リタイヤとなり、20名で追走トーナメント進出枠を争うことになった。

予選エントリー台数63台 +シード10台が走行、11時から予選が始まった。

予選前のドライバーズミーティングにて 審査員より審査ポイントの

発表があった。短い区間で振りっ返しが必要なこのコーナーは、

思いのほかテクニカルだった。通常の感覚で大きな角度をつけて1コーナーに

飛び込むと、スピードが落ちすぎて、観客席に近い2コーナーで迫力が出ない。

また、1コーナーでの ライン取りや、振りのタイミングにミスがあると、

2コーナーでクリップにつくことが できないという難しさがあった。

末永は「自分のイメージとは若干違っていた為に、 練習走行で

合わせてみたのだが、なかなか言われたラインに乗せる事が出来ずにあせりが

出始めてしまった」とコメント、練習で納得がいく走りが出来ないまま

予選が始まった。 予選走行3本の内、1、2本目は練習走行の大きな

角度の有る走りで、3本目は審査員に 言われたラインで走ろうとしたのだが、

振り返そうとしてもリヤが滑り出したら戻ってこない ために、

2コーナーのクリップに寄せ切れなかった。予選通過23台、ギリギリで通過する

ことが出来た。ゼッケン10番台の選手も審査員の言われたラインに

乗せられてず走行3本と もキレイにまとめる事が出来た選手は多くなかった。

 22日の決勝は、前日シード選手が練習走行にてクラッシュリタイヤした為、

シード選手9名に予選通過選手23名を加えた計32名で始まった。

練習走行が2セッション 行われ、末永は「前日予選のときを思い出しながら、

自分なりに走りをいろいろと変えて みたのだがうまくいかなかった」とコメント。

走りに迷いを残しベスト16に挑む1本目は 予選同様の走りをしたのだが、

2コーナーで1車種程の間が開きインに付けず、ラインを 狙った2本目は

2コーナーでシフトミス、3本目は1コーナーで角度を付けすぎ失速してしまい

3本同様本来の走りが見られず1回戦で敗退した。

次戦、第5戦は東京都・お台場特設ステージ(9月18・19日)にて行われる。

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